#builderscon 2017 を楽しんできました
#builderscon 2017
YAPCからの流れ(?)で開催されているカンファレンスということもあるのか、個人的には一番リラックスできるというか楽しめるカンファレンスな気がしています:)
知らないことが色々聴けて、大きなモチベーションをもらったように思います:)
前夜祭は当日ゴタゴタしていたのもあって参加しませんでしたが、金土の2日間で参加してきました:)
着席したらめっさエモいラップが流れてましたね…
富士通クラウドテクノロジーズさんのCMと両極端でしたね^^;
各セッションについて感想を書いていこうと思います。
Desktop Apps with JavaScript
Slack の中の人による JavaScript でデスクトップアプリなお話。
英語のセッションなので同時通訳をレシーバで聴きながら英語も聞き取れるようにがんばろうなどと思っていましたが、同時通訳を聴きながら英語を聞き取るのは難しかったですね…^^;
内容としては Electron を用いたデスクトップアプリの作り方でした。
Electron | Build cross platform desktop apps with JavaScript, HTML, and CSS.
前半に軽くスライドで概要について触れて、あとは実際にコードを読んだり書いたりしながらだったので非常にわかりやすいセッションでした:)
メインのプロセスと描画プロセスに別れていて、描画プロセス内では Chromium と NodeJS の両方が使えるという解釈でよかったのかな?めっさ便利そうですよね:)
前々から Electron は気になっていたので、コレを気に触りたいですね:)
ランチ1日目
回転寿司にしました:)
隣が旅行中(?)と思われる外国人三人組で、職人さんの写真を撮ったりしながら寿司を楽しんでましたね:)
トラブル
合間にリモートデスクトップで仕事をしながらの参加だったのですが、リモートデスクトップの調子が悪くなってその解消に手間取っていたため午後イチのセッションは殆ど聴けなかったです:(
接続先のマシンでも画面の描画をするモードで繋いでいたのですが、接続先と手元の両方に描画するのが結構キツイ処理だったらしく、手元だけに描画する設定に変更したら安定しました:)
はじめはリモートか手元の回線が良くないのかと思いましたが、会場の回線は終始安定していたと思います。素晴らしいですね:)
Haskellを使おう
Haskell は凄いH本を半分ぐらい読んで止まっているレベルなので、また触ってみる機会になればいいなと思って聴きに行きました:)
初めはなんとかついていけたのですが、途中からは正直殆どわかりませんでしたね^^;
現状の私の知識ではなかなかつらい言語だという認識になりました:(
なんでも適材適所なのだろうと思いますが、私が適材を判断できる段階にないということなんでしょうね…
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RDBアンチパターン リファクタリング
個人的にTwitterで何度か(何度も?)お世話になっているそーだいさんのセッション:)
@t_wada さんのSQLアンチパターンもそうですが、わりとRDBの設計に関する話題は興味があるので是非にと聴きに行きました:)
詳細については動画とスライドがあるので触れませんが、データベースがサービスを健康に保つ上で重要であること、嫌な臭いがする設計等についてわかりやすく説明されていてとても良いセッションでした:)
個人的に刺さったのが「リファクタリングをやらない」という選択肢が存在するという点です。リファクタリングするのは好きな方なので、つい費用対効果などを考えずにやってしまう事があるように思います。そこは意識しておかないといけないなと…。
ベストトーク賞おめでとうございます!
LT
それぞれ面白かったですが、印象に残っている2つについて触れます。
「QRコードは16分割できる」
というただそれだけの内容でしたが、非常にシンプルで良い内容でした:)
まさしく「知らなかった、を聞く」でしたね:)
わりと私の中でもイメージが悪い広告についてのお話でした。
「多重影分身広告(ページをスクロールすると追いかけてきて誤タップ)」
「老眼殺し広告(画面上にデカデカと表示されて閉じるボタンが極端に小さい)」
これらの広告はユーザの印象が悪いし結果として広告主の印象も悪くなって良いことがない。自浄作用で駆逐していきたいという内容だったと思います。
広告自体は悪いものじゃなく、お互いに利益のある関係を築けるといいですね:)
知られざる世界 〜WEB以外のPHP〜
(朝マックしてたら少し遅れました^^;)
例によってPHPの世界:)
PHPに対する愛にあふれていて素晴らしいと思います:)とても楽しく聴けました:)
…個人的には仕事でPHPは触らない方向で行こうと思っていますが…^^;
サーバサイドKotlinのすすめ
サーバサイドのAPIをPHPからJavaに移行していたら、ある時小規模なエンドポイントにKotlinで置き換えるPRが来ていて、そのまま取り込んだという話が印象的でした:)
それぐらい気軽に言語を混ぜられるというのは良い環境なのだろうなと感じました:)
構文を見ていて非常にとっつきやすそうな言語だという印象でした:)
ランチ2日目
わりと食欲がなかったので麦せいろ(冷麦)でツルッといきました:)
polyglot になろう !!
複数言語を使えるように鳴ることで、各言語のイディオムを取り入れて良いコードを書けるようになろうという内容だったと思います。
NVIとか、知らなかったのでためになりましたね:)
WEB+DB PRESS 100号記念 特別企画
実は自分で買って読んだことはないです^^;
技術トレンドの流れが見渡せて面白かったですね:)
Serverless Server Side Swift
サーバサイドで Swift をやるという興味深いお話でした。
Hexaville という AWS Lambda 上で Swift を動かすために必要な処理を一括でやってくれるエンジンを開発されたということで、必要になったものを自分で作って実用されているというのは、とても素晴らしいなと思いますね:)
GitHub - noppoMan/Hexaville: The modern serverless web application engine and framework for Swift
急遽話す順番が入れ替わっても臨機応変に対応されてました:)
ここが辛いよサーバーレス。だが私は乗り越えた
結局AWSも他のクラウドサービスも障害は発生する。それを踏まえた上でどこまで備えるか決める。提供されているクラウドサービスも、黒魔術ではなく既存の技術の組み合わせでしかなく、究極的には自分で提供することも可能。
という、当たり前ですが見過ごしがちなことについて改めて示していただけました:)
順番が入れ替わってしまったことについて、終わった後に平謝りされてましたね…^^;
まとめ
全体としてとても楽しい時間でした:)
今はほぼ一人で仕事をしているので、知らない世界の話を聴くのはすごく大事だなと考えています。一人でいるとどうしても知っている範囲のことしか見聞きしなかったり、新しいものに触れたりしなくなってしまうので…:(
これを機に、また新しかったり知らなかったりする事柄をキャッチできるようにアンテナを張りたいですね:)