#builderscon 2018 2日目

 

nyamairi.hatenablog.jp

 

昨日ちょっと満たされた部分が尻上がり的に満たされていってだいぶ元気になった。やっぱり自分から環境を変えていかないとですな。

「早めに着いたら謎ガジェットをいじって遊ぼうかな〜」などと考えていたが、案の定モーニングを食べる時間が確保できたぐらいだった。(PCを開いている辺りに痕跡が見える。結局この日は謎ガジェットを触る余裕は無かった…。)

あとやっぱりブログはその日のうちに書かないと勢いがなくなりますね、はい。

全てのエンジニアに知ってもらいたいOSの中身について - builderscon tokyo 2018

わりとざっくりした認識で使ってる自覚があるので。

クラウドとかDockerとか出てきてあんまりOSを意識しなくなったよね?最後にOSのインストールをしたのはいつ?」というような導入だったと思います。確かに。

CPUの歴史とかは結構楽しかったけれども、途中からは結構わからない単語が頻出したりしてついていけなくなってしまった…。前提知識的にもっと優しいところから入らないと私には厳しいかもしれない。

あなたの知らないデータベースのロギングの世界 - builderscon tokyo 2018

お仕事でガッツリ使っている割には意識できていない。

実際に運用で使っているお話かと思いきやまだ試してる途中的な内容だった。なので未完。

DB自身でログを吐くとI/Oの負荷が辛いのでProxySQLでやっている。キャッシュとかルーティングとかFirewallとかの機能があるらしい。しかしドキュメントが整備されていないとか、ProxySQL自身でアカウント情報を持っていてバックエンドのそれとズレるとダメとか、charsetがクライアント/ProxySQL/バックエンドの3層で考慮が必要になるとか、ProxySQL自体も大分辛そうである。

そういえばあんまり関係ないけど、前社(10年以上前?)では書き込みはPostgreSQLで読み込みはMySQLという構成のプロジェクトがあって、PostgreSQLの書き込みクエリをMySQLに流すようなことやってて色々辛い部分があったなーと思い出した。(なぜそういう構成だったかと言うと、「PostgreSQLの読み込みパフォーマンスがイマイチ。PostgreSQLトランザクション性能は欲しいけど読み込みのパフォーマンスはMySQLが欲しい。」のような理由だったように思う。当時はペーペーだったのであまり突っ込んで議論できるような感じではなかった。) 

ブログサービスのHTTPS化を支えたAWSで作るピタゴラスイッチ - builderscon tokyo 2018

ピタゴラスイッチ好きです。

Let's Encryptのおかげで大量の独自ドメインに対してHTTPS化することができたとのこと。LE素敵。

万単位の証明書を全部読み込むとメモリと起動時間がエライことになるのでリクエストの度に証明書を読み込むようにしているとのこと。すげえなそんなこと考えたこともない。ngx_mrubyで証明書の読み込み時に動的に証明書を読みにいくという単純な話らしい。nginxさんってそんなことできるのね…。

ピタゴラスイッチは発行の方だった。メモ書きがめっさ多くて全部大事なことっぽい…。

要は「1つの処理(Lambda)でやることを単純にしてワークフロー(StepFunctions)でつなぐ」というのが大事ということだと思う。処理単位を1ドメインにして単純にする。複数ドメインを同時に扱うと「1つ失敗してほかは成功したけど、これって処理全体としては成功なの?失敗なの?」となってモニョる。

1つの処理を単純にした方が良いのはわかるけど、それをつなぐワークフローを構築するのが面倒なのでつい色んなことを1つの処理でやっちゃうんだと思う。そこを簡単にするためにStepFunctionsとかを使うといいということなんだろうな。なのでそういうものがあると知っているのは大事なんだろう。

証明書を保存しているDynamoDBのTTL Triggerで証明書の更新フローを起動するのはなるほどなーと思った。

Using Chrome Developer Tools to hack your way into concerts - builderscon tokyo 2018

デベロッパーツールは上っ面でしか使ってないので。懲りもせず英語を聴こうとする(しかも同時通訳のレシーバを借り忘れた)。

内容としては「動画が再生された回数のカウントをハックされないようにするには〜」という感じ?Chromeデベロッパーツールを使ってハックしてみて、そこからハックを防ぐ方法を考えるみたいな?

XHRのリプレイ機能とかリクエストを出したコードにジャンプするとか、恥ずかしながら知らなかった…便利そう…。

RDB THE Right Way ~壮大なるRDBリファクタリング物語~ - builderscon tokyo 2018

なんかRDBの話って好き。そーだいさんだし。さすがのベストスピーカー。

論理設計と物理設計の違い。ERDの立ち位置。モデリングとは。データと情報の違い。自分の認識と全然違ってめっさありがたかった。そうか…ERDって論理設計で使うものだったのか…物理設計だと思ってた…。

Entityの話。イベントとリソース。この辺りは以前別のところでも聴いたことがあるのだが、結局はっきりとはわかっていない。イベントは事実で過去。リソースはそれ以外。何度も唱えたり資料を読んだりして理解したい。

RDBMSの機能は奥の手」これはわかりやすい。奥の手をいきなり披露するのは悪手ですよね。「今日正しい設計が来年正しいとは限らない」いつの間にかインデックスは貼らないとまともに動かなくなったりね。

このセッションも大事なことがいっぱいあって書ききれない。最後の方は指数関数的にエモくなって終わった(素敵)。

Lightning Talks - builderscon tokyo 2018

色々面白かったけれど、Next Editor に圧倒されてしまった。パない。こういうゴリゴリな感じは憧れる。

Closing - builderscon tokyo 2018

今年も楽しかった。サポーターチケットにしてよかった(謎ガジェットもらえたし)。

改めて自分から環境を変えていかないとなと感じた。環境を変えるのはしんどいけど、楽しくない環境もしんどいので頑張っていきたい。