#yapcjapan YAPC::Tokyo 2019に行ってきた感想

yapcjapan.org

Twitterで開催するのを知って、「YAPCなら行かねば」とその場でチケットをポチったので行ってきました。場所が浅草橋ということで、旧職場に近くて懐かしかった…。

 建物は外から何度も見ていたけど、入ったのは初めて。

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ワイヤレスチャージャー

ノベルティがトートバッグ、Tシャツ、ワイヤレスチャージャーと素敵揃いでした:)

(「明日こそやります」缶バッジが見透かされてる感があって良い感じ。)

 

チームが前に進み続けるために僕たちが考えたこと / YAPC::Tokyo 2019 - Speaker Deck @__papix__

プロジェクトを進めるために何をどう変えてその理由はなんなのか、丁寧に書かれていて参考になりました。

"業務・開発フローは「変えることは無条件に正しい」くらいに思って良いと思っています。" @songmu

これは本当に勇気をもらえる素敵な言葉ですね。銀の弾丸が存在しない以上、常に良いやり方を模索していくのが大事なんだろうと思います。

今いる現場で何をどう変えれば良い方向に行けるのか、引き続き考えていくモチベーションがもらえました。

 

私とOSS活動とPerl @duck8823

聴いていてとても良い話だなと感じました。

自然にPerl(プログラミング)に出会って、自分で課題を解決するためにモジュールを書いて、コードを(自宅と職場で)共有したいからGithubに上げて、モチベーションを見つけてCPAN Authorになって、フィードバックをもらってモチベーションが上がって、それによって新しいスキルが身について、勉強会につながってそれが転職のきっかけになって、採用の決め手として自分がやってきた事が評価される。

すごく素敵なことだと思います。そしてそれを共有してくれてとてもありがたい。

 

 

Perl to Go - Speaker Deck @xaicron

Goは A Tour of Go をやった程度しか触っていないのですが、ちょっとPerlっぽいなと思った覚えがあります。(mapを触ってて思ったのかな?)

Perlはガッツンガッツン連想配列を使ってネストするイメージですが、Goはstructを使ってちゃんと型を意識していけるのでより素敵かもですね。(Perlの気楽さも嫌いではないです。)

識別子名の頭文字が大文字か小文字かでpublicとprivateを区別するのが面白いなーと思ってます。名前だけで一目見ればわかるのは良いですよね。

あとはinterfaceの実装を明示的に行わないのも面白いですよね。interfaceと同じシグネチャのメソッドを全部実装していれば実装している扱いになるというもの。Rubyを初めて触ったときに出てきたダックタイピングを思い出しました。

 

 ランチ

 行こうと思ってたつけ麺屋さんは移転してました:(

卓上にリンゴ酢が置いてあって、麺にかけると素敵な風味になるのです:)

 代わりに別のラーメン屋さんへ行きました:)

こちらはおじいちゃんおばあちゃんが夫婦でやっているお店で、チャーシューが1cmぐらいの厚さのブロックで美味いんです:)

浅草橋には他にもじゃじゃ麺とかトンカツとかで美味しいお店があるので、また機会があれば行きたいですね〜。

  

2つのDXと技術的負債-YAPC Tokyo 2019 - Speaker Deck @hiroki_daichi

エンジニアリング組織論への招待 の著者。すごくためになるお話でした。

  • 不確実なものから人は闘争・防御・回避しようとする
  • 人間が本質的にわからない(不確実な)ものは未来と他人
  • 未来には実験による仮説検証で対応する
  • 他人にはコミュニケーションで対応する
  • コミュニケーションは他人が知っていて自分が知らないもの及びその逆のギャップを埋めるもの
  • ソフトウェアづくりはコミュニケーションそのもの(プログラミングは機械が理解できるほど明晰な言語化)
  • 悪い組織構造は悪いシステムを生み出す
  • エンジニアと非エンジニアではシステムに対して見えている情報量にギャップがある
  • 組織をリファクタリングすることでそのギャップを埋める

説得力しかなくて大変わかりやすかったです。

 

YAPC::Tokyo 2019 Log Friendly DB Design - Speaker Deck @fist0

変更履歴をとっておく必要があるデータ(口座残高など)を保持するためにどのようなDB設計が良いのかというお話でした。

今も保守してる私がDB設計したシステムも変更履歴を持っているのですが、1履歴ごとに有効範囲をカラムで持つようにしちゃって取り出しに苦労しているので他の設計が良かったんだろうな〜と後悔してます…。

 

 YAPCはキャリアがPerlで始まったということと、自分から初めて参加したカンファレンスということで思い入れがあります。Perlのコミュニティが持つゆるい空気も好きなので、また参加したいですね:)